今回はアサダ塾の浅田先生との対談記事第2弾です。
浅田先生は飯能、私はひばりヶ丘と二人とも西武線沿線で学習塾を経営しています。
同じ西武線沿線とはいえ、飯能とひばりヶ丘では大学附属高校への距離感や通学ルートも少しずつ異なります。
一方で、西武池袋線や西武新宿線、副都心線などを上手に利用すると、早慶MARCH附属高校の多くが意外と現実的な通学圏内に入ります。
今回は、飯能側とひばりヶ丘側、それぞれの視点から西武線沿線から通いやすい早慶MARCH附属高校について考えてみました!
西武線沿線は、実は附属高校に通いやすい?
横田:今回は西武線沿線から通える早慶MARCH附属高校について話してみたいと思います。
浅田先生は飯能、私はひばりヶ丘で塾を経営しています。
同じ西武線沿線でも少し距離があるので、それぞれ違った視点から面白い話ができそうですよね。
浅田先生:そうですね。
飯能から見た通学事情と、ひばりヶ丘から見た通学事情はかなり違うと思います。
横田:私は以前から、西武線沿線は大学附属高校に比較的通いやすい地域なのではないかと思っています。
もちろんどの学校にも近いわけではありませんが、西武池袋線だけでなく、西武新宿線や副都心線、武蔵野線なども使えるので、調べてみると意外な学校が通学圏内に入ってくるんですよね。
浅田先生:飯能からだと秋津や所沢が大きなポイントになりますね。
横田:ひばりヶ丘側から見ても、その二つは重要です。
秋津では武蔵野線に乗り換えられますし、所沢からは西武新宿線方面へ向かえます。
浅田先生:それに加えて、飯能の場合は東飯能も鍵になります。
横田:東飯能ですか。
飯能方面の電車事情については詳しくないので、ぜひ後ほど詳しく教えてください。
浅田先生:飯能から所沢までは、急行を利用すれば30分ほどです。
飯能に住んでいると東京方面へ出る意識があまりない人も多いのですが、実際には所沢まで意外と近いんです。
横田:飯能から所沢まで30分程度と聞くとかなり印象が変わりますね。
所沢まで出られれば、西武新宿線沿線の附属高校が一気に選択肢に入ります。
浅田先生:そうなんです。
最初から「飯能から都内の学校は遠い」と決めつけず、意外と近くに選択肢があることを知ってほしいですね。
秋津・所沢を使えば選択肢が大きく広がる
横田:まず、西武池袋線沿線から通いやすい学校として中大杉並があります。
中大杉並は荻窪駅からバスで通うイメージが強いかもしれませんが、石神井公園駅からもバスが出ています。
西武池袋線沿線の受験生にとっては比較的通いやすい学校です。
浅田先生:飯能からでも西武池袋線を使ってそのまま石神井公園まで行けますからね。
横田:立教新座も西武池袋線沿線から通いやすい学校です。
くろめの子たちは新座市内に住んでいる子が多いので、自転車で通う子がほとんどですね。
飯能からの場合は秋津駅で降りて新秋津駅まで歩き、武蔵野線で新座駅へ向かうルートになりますね。
浅田先生:そうですね。
乗り換えはありますが、十分に通える範囲だと思います。
横田:慶應志木も同じようなルートです。
くろめの子だと自転車やバスで通う子が多いですが、飯能からなら新秋津駅から武蔵野線で北朝霞駅まで行き、朝霞台駅から東武東上線で一駅ですね。
立教新座よりは少し面倒ですが、現実的な選択肢ではある気がしますね。
浅田先生:そうですね。
飯能からでも、立教新座や慶應志木は候補に入れられると思います。
横田:所沢で西武新宿線に乗り換えると、さらに選択肢が広がります。
中大附属は小平駅からバスですし、早大学院も西武新宿線沿線です。
早稲田実業も東村山駅から西武国分寺線に乗り換えれば国分寺駅まで行けます。
どの学校も乗り換えはありますが、「とても遠くて通えない」という距離ではありません。
浅田先生:西武線を利用できる地域に住んでいるのであれば、所沢から先のルートは一度調べてみてほしいですね。
副都心線・東横線の直通で神奈川方面も身近に
横田:ひばりヶ丘側から見ると、副都心線と東横線の存在も非常に大きいです。
副都心線と東横線がつながって以降、青山学院はもちろん、慶應義塾や法政二高など、神奈川県内の附属高校にもかなり通いやすくなりました。
多少時間はかかりますが、乗り換えなしで行けるのは大きいですよね。
浅田先生:乗り換えがないだけで、通学の負担はかなり変わりますからね。
横田:ひばりヶ丘からであれば、横浜駅を経由して法政国際高校まで通うこともギリギリ現実的な範囲だと思います。
飯能から神奈川県方面となると、さすがに厳しいでしょうか。
浅田先生:飯能からだと、神奈川方面はかなり遠く感じますね。
都内の学校でも、あまりに遠いところは避ける家庭が多いと思います。
横田:ただ、附属高校の場合は大学受験がない分、多少通学に時間がかかるのも許容できるのではないかと思います。
進学校に通って、その後に予備校や塾へ行くとなれば、結局帰宅時間が遅くなることもあります。
高校卒業後の大学受験まで含めて考えると、「附属高校へ少し長く通う」という選択にも十分なメリットがありますよね。
浅田先生:通学時間だけで判断するのではなく、高校3年間の生活全体で考えることが大切だと思います。
明大八王子と早大本庄は「東飯能」が鍵
横田:所沢から西武新宿線方面へ進むルートで考えると、明大八王子も候補になります。
八王子と聞くと遠い印象を持つ人が多いと思いますが、所沢から拝島方面へ向かい、拝島駅からスクールバスを利用できます。
西武線沿線から意外と通いやすい学校なんですよね。
飯能からも同じルートになりますか?
浅田先生:実は飯能からはもっと便利な行き方があるんです。
横田:え?
浅田先生:東飯能駅から八高線を使って、八王子方面へ向かうことができます。
わざわざ所沢を経由する必要がありません。
横田:東飯能!八高線!なんとなく聞いたことはありましたが、恥ずかしながら把握していませんでした…
八王子という地名だけを見ると飯能から遠そうですが、八高線を使えるとかなり印象が変わりますね。
浅田先生:早大本庄も東飯能駅から八高線で寄居方面へ向かい、そこからスクールバスを利用するルートがあります。
東飯能駅は附属高校受験を考えるうえで実は便利な駅なんです。
横田:早大本庄に通いやすいのは羨ましいですね。
ひばりヶ丘から早大本庄へ通うとなるとなかなか大変です。
始業時間が9時10分と遅いので、慣れれば何とか通えるとは思いますが…
金銭的な負担は増えますが新幹線を使ったり、本数は少ないですが新秋津駅から「むさしの号」を利用したりする子もいますね。
どうしても厳しい場合は寮を考える子もいます。
浅田先生:飯能からも決して近いわけではありませんが、ひばりが丘よりはルートとしては考えやすいと思います。
横田:明大八王子については通学面だけでなく、埼玉県民が利用できるB推薦も大きな魅力です。
別の記事でも触れましたが、明大八王子のB推薦は加点をもらいつつ、公立高校やほかの私立高校とも併願できます。
埼玉県内の受験生にとって非常に利用価値の高い制度なので、通学できる地域の方はぜひ視野に入れておきたい学校です。
池袋・練馬経由で通いやすい附属高校
浅田先生:早慶MARCHからは外れますが、学習院はどうですか。
横田:学習院は最寄りが目白駅ですから、池袋駅からすぐですね。
西武池袋線沿線からはかなり通いやすい学校だと思います。
入試日が2月14日で、ほかの附属高校と重なりにくい点も魅力です。
ただし、学校の雰囲気や教育方針には特徴があるので、受験を考える場合は必ず事前にに見学へ行っておきたいですね。
池袋駅の近くだと受験形式は限られますが、立教池袋も非常に通いやすいです。
浅田先生:練馬駅から大江戸線を使えるのも大きいですよね。
横田:そうですね。
慶應女子は池袋駅から山手線で田町駅へ向かうルートが一般的ですが、練馬駅で大江戸線に乗り換え、麻布十番駅まで行くルートもあります。
大江戸線を利用するのであれば、明大中野も通いやすいですね。
練馬駅からそれほど時間がかかりません。
新しく開校する明大世田谷も乗り換えは多くなりますが、池袋からはそれほど時間はかかりませんね。
浅田先生:路線図だけで考えると、候補になる学校はかなり多いですね。
近そうに見えて意外と遠い学校もある
横田:反対に、近そうに見えて意外と時間がかかる学校もあります。
代表的なのが明大明治です。
もちろん、通えないほど遠いわけではありません。
ただ地図上では比較的近く見えるのに、実際に電車で調べると思った以上に時間がかかるんですよね。
ひばりヶ丘からの場合、明大八王子よりも明大明治の方が通学時間が長くなることがあります。
これは保護者の方にお話しすると驚かれることが多いです。
浅田先生:学校名や地名のイメージだけでは、実際の通学時間は分からないということですね。
横田:法政高校も一見通いやすそうですが、最寄り駅からバスを利用するルートが基本になります。
電車を降りてからの移動も含めて考える必要がありますね。
それから、先ほど触れた慶應女子も池袋から山手線で田町駅まで行けるので、交通だけを見れば極端に通いづらいわけではありません。
ただ、思ったより時間がかかることに加えて始業時間がかなり早いんですよね。
浅田先生:何時からですか。
横田:1限が8時10分からです。
朝礼ではなく授業開始が8時10分なんです。
浅田先生:それは早いですね。
横田:遠方から通う場合は、電車の所要時間だけでなく始業時間まで確認しておかなければいけません。
学校まで1時間で行けるとしても、朝が非常に早ければ3年間続ける負担は大きくなります。
受験校を決める際に、実際の登校時間帯で経路検索をしてみることが大切ですね。
「飯能だから無理」と決めつける必要はない
浅田先生:飯能からだと神奈川方面はさすがに難しいですし、都内でも遠すぎる学校を選ぶ子は多くありません。
ただ、それでも意外と選択肢があることは知っておいてほしいですね。
横田:本当にそう思います。
すべての早慶MARCH附属高校に通いやすい地域なんて、そもそもほとんどありませんからね(笑)。
どの地域に住んでいても通いやすい学校と通いづらい学校があります。
大切なのは、「この地域から附属高校は無理」と最初から諦めるのではなく、自分の最寄り駅から実際に調べてみることです。
飯能であれば、所沢・秋津・東飯能がポイントになります。
ひばりヶ丘周辺であれば、副都心線や東横線への直通、練馬駅からの大江戸線などが利用できます。
路線を一つ変えるだけで、これまで遠いと思っていた学校が現実的な通学圏内に入ることもあります。
浅田先生:まずは学校までの時間を調べてみてほしいですね。
思っていたよりも通いやすい学校が見つかるかもしれません。
横田:そうですね。
西武池袋線沿線にお住まいの方は、ぜひ一度気になる附属高校までの通学時間を調べてみてください。
意外と通える学校が多いことに驚くと思います。
いかがだったでしょうか。
今回は、飯能で塾を経営する浅田先生と、ひばりヶ丘で塾を経営する私の二人で、西武線沿線から通える早慶MARCH附属高校について考えてみました。
西武池袋線沿線は、所沢駅から西武新宿線へ、秋津駅から武蔵野線へ、練馬駅から大江戸線へと乗り換えることで、多くの附属高校へアクセスできます。
さらに副都心線・東横線との直通運転によって、都内だけでなく神奈川県内の学校も選択肢に入ります。
また、飯能方面では東飯能駅から八高線を利用することで、明大八王子や早大本庄にも通いやすくなります。
学校名や地名のイメージだけで「遠い」と判断せず、まずは実際の登校時間に合わせて経路を調べてみてください。
これまで候補にしていなかった学校が、意外と現実的な選択肢になるかもしれません。
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