今回は、アサダ塾の浅田塾長とともに「早慶MARCH附属高と埼玉県立TOP校の併願」について考えていきます。
2026年度入試から、埼玉県公立高校入試では上位校を中心に英語・数学・国語の傾斜配点が導入され、これまで以上に主要3科目の得点力が重要になります。
一方で、早慶MARCH附属高の多くも英語・数学・国語の3科目入試です。
そのため、早慶MARCH附属高に向けた学習と、埼玉県立TOP校に向けた学習は実はかなり相性が良いと言えます。
今回は、併願のメリットや注意点、具体的に検討しやすい学校について、塾長同士の対談形式でお話ししていきます。
早慶MARCH附属高と埼玉県立TOP校のダブル受験は可能?
横田:今回は「早慶MARCH附属高と埼玉県立TOP校のダブル受験」をテーマに、アサダ塾の浅田塾長とお話しさせていただきます。
よろしくお願いします。
浅田塾長:よろしくお願いします。
横田:いよいよ今年から、埼玉県の公立高校入試もシステムが変わりますね。
上位校では、英語・数学・国語の点数を2倍にする傾斜配点を採用する学校が多くなります。
そういう意味では、早慶MARCH附属高の受験とも相性がいいと言えそうです。
早慶MARCH附属高の多くは英数国の3科目ですから。
もちろん、出題内容にはそれぞれ違いがありますが。
浅田塾長:それは確かにそうですね。
それに埼玉県の公立入試は、東京や神奈川と比べると理社、特に社会の難度はそこまで高くありません。
その分、理社の負担は比較的少なめかもしれませんね。
ただ、逆に言えば問題が易しいからこそ、多くの受験生が高得点を取ってきます。
理社で多少ビハインドがある場合は、特に英数でしっかり得点を稼ぐ必要があります。
横田:同感です。
正直、早慶MARCH附属高に対応できる学力があれば、埼玉県の学校選択問題の英数はかなり戦いやすいと思います。
全科目で高得点が求められる大宮理数科などは別として、多くの県立トップ校では十分勝負できるのではないでしょうか。
浅田塾長:それに、埼玉県の公立入試は東京や神奈川と比べて日程が遅いですよね。
早慶MARCH附属高の入試が終わってから、公立入試まで2週間ほどあります。
この期間で集中的に詰めれば理社はかなり伸ばせると思います。
横田:私もそう思います。では次にデメリットについても見ていきましょうか。
デメリットに見える中1からの内申対策も、実は大きなメリットになる
横田:まず思いつくのは、埼玉県の場合は中1から内申点が入るという点です。
中1・中2の段階から塾での受験勉強だけをメインに進めるわけにはいかないですよね。
浅田塾長:それは確かにデメリットとも言えます。
ただ、見方を変えればメリットにもなると思っています。
中1・中2の頃から定期テストに真剣に取り組むことになりますよね。
横田:確かに。
浅田塾長:テスト前に全力で勉強する経験を積むことで、勉強体力がついていくんですよね。
横田:中1・中2の段階で土日に1日中勉強する経験を積んでいるからこそ、中3の夏以降に一気にスパートがかかる感じはありますね。
それでは、具体的な併願校について話してみましょうか。
埼玉県立TOP校と併願しやすい早慶MARCH附属高は?
横田:圧倒的な学力があるのであれば、早慶附属を中心に軒並み一般受験するという選択もあると思います。
ただ、現実的におすすめしやすい学校としてまず思い浮かぶのは明大八王子ですね。
明大八王子には、埼玉県の受験生だけが利用できるB推薦という制度があり、なんと他の私立高校や公立高校との併願が可能なんです。
浅田塾長:推薦入試で併願ができる学校はかなり少ないですし、試験も内申点を大きく評価する形になっています。
そのため、公立高校を第一志望にしている生徒にとっても、有利に働きやすい制度だと思います。
さらに、仮に推薦で不合格になったとしても、一般入試で大きな加点があります。
そう考えると、とりあえず受ける価値のある学校だと思いますね。
横田:明大八王子は本当におすすめできますね。
別のテーマでも話す予定ですが、実は埼玉からでも、地域次第ではそこまで通いにくい学校ではありません。
推薦入試でいうと、中大杉並については併願ではないのですが、推薦入試が5科目型なので、公立高校を目指して勉強している生徒にとっては相性がいいと思います。
また、明大八王子と同じように(明大八王子は加点)、推薦で不合格だった場合にも一般入試で繰り上げの優遇があります。
受かったらMARCH附属に進学したいという気持ちがある生徒は、ぜひ検討してみてほしい学校です。
中大附属なども一般入試への加点はありませんが、内申点のウェイトが大きいので推薦入試での合格を狙いやすい印象です。
推薦入試は、合格した場合はその学校に進学する、つまり県立受験はできない前提になります。
※そのため明大八王子のB推薦は埼玉県民にとって非常にありがたいシステムなのです!
ただ、県立受験のために積み重ねてきた内申点を積極的に利用するという考え方は十分ありだと思います。
浅田塾長:推薦入試でいえば、早慶附属の推薦入試も選択肢に入りますよね。
もちろん内申点だけでなく、スポーツや文化活動などで強みがあることが前提にはなりますが。
横田:そうですね。
実際に今年は、アサダ塾から推薦で早大学院へ、くろめ学習塾からは早稲田実業へ、それぞれ進学した生徒がいます。
実はうちの生徒は、早実が不合格だった場合は大宮高校を考えていました。
そういう意味でも、早慶附属の推薦入試と埼玉県立トップ校の併願は十分に現実的な選択肢になると思います。
繰り返しにはなりますが、一般入試であれば全ての学校が公立と併願可能です。
一般で戦える学力があるのであれば、早慶MARCH附属の一般入試もぜひ検討してほしいですね。
一部のMARCH附属までなら一般入試で戦える子もある程度はいるのではないかと思います。
附属校受験の勉強は、公立受験でも大きな武器になる
浅田塾長:最後にこれは強調しておきたいのですが、早慶MARCH附属を目指して英語・数学・国語をしっかり勉強してきた生徒は埼玉公立の学校選択問題でもやはり強いです。
横田:本当にそうですね。
英数国に関しては、附属校を目指してきた子であれば、学校選択問題でも周りと大きく差をつけられる可能性があります。
もちろん、理社や内申とのバランスは必要です。
ただ、附属受験に向けて積み上げてきた勉強が公立受験で無駄になるわけではありません。
むしろ、英数国でしっかり貯金を作れるという意味では大きな武器になりますよね。
浅田塾長:そうですね。
「絶対に国公立に行きたい」という強い信念がある場合は別ですが、保護者の方や生徒さんが思っている以上に附属校を選択肢に入れるメリットは大きいと思います。
横田:最初から附属校を考えていなかったとしても、話を聞いてみると「そんな受け方があるんだ」「うちの子にも合うかもしれない」と感じることもあるはずです。
受験の選択肢を知ることで、将来の幅が広がることもありますからね。
浅田塾長:特に早慶MARCH附属は、学校ごとに推薦制度や併願のしやすさ、問題傾向、難易度がかなり違います。
知らないまま選択肢から外してしまうのはもったいないです。
横田:附属校に詳しい塾の先生に相談してみるのもいいですし、附属Naviのオープンチャットでも気軽に質問してもらえればと思います。
「まだ志望校として決めているわけではないけど、少し気になる」くらいでも全然大丈夫です。
浅田塾長:まずは知ることからですね。
選択肢を知ったうえで公立を選ぶのと、知らないまま選ばないのでは全然違うと思います。
横田:少しでも気になる方は、ぜひ一度相談してみてください。
アサダ塾
飯能・東飯能駅近くの進学塾です。
早慶・MARCH等の大学附属高校や川越高校・川越女子高校高校・所沢北高校といった、学校選択問題採用校への進学を目標としております。
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くろめ学習塾
西武池袋線ひばりが丘・東久留米駅近くにある進学塾です。
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